フッ素の効果で虫歯を防ぐ

虫歯予防には欠かせないのがフッ素です。

虫歯予防の先進国では、虫歯予防のため歯へのフッ素塗布が当たり前のように行われています。

フッ素と聞くと『歯に良い』と思う方も少なくないと思いますが、ではなぜフッ素が歯に良いのかをご説明しましょう。

フッ素が虫歯を予防する理由は、大きく分けて2つあります。

それは『再石灰化を促す働き』と『歯を強くする働き』です。

まずひとつめの『再石灰化を促す働き』について説明しましょう。

食事をすると、口の中は酸性に傾き、歯に含まれるカルシウムやリンなどのミネラル成分が溶け出します。

これを『脱灰』と言いますが、唾液も働きで溶けた成分を戻してくれます。

この働きを『再石灰化』と言います。

脱灰の時間が長いほど、歯は虫歯になりやすくなります。

逆に言えば再石灰化が早ければ虫歯を防ぐことができるのです。

フッ素を塗布すると、再石灰化が促進され、初期の虫歯を防ぐことにつながるのです。

次に『歯を強くする働き』について説明します。

フッ素を塗布すると、再石灰化が行われる時にエナメル質の成分と結びつきます。

そしてフルオロアパタイトという硬い構造になります。

大人はもちろんですが、まだ歯の質が弱い子供の歯に塗布することで、効果的に虫歯予防を行うことができます。

フッ素の継続的な塗布は、子どもの乳歯はもちろん、永久歯が生えてから数年、虫歯になりやすい時期の歯を守ってくれます。

ではいつからフッ素を塗布したら良いのでしょうか。

それは、乳歯が生え始めてからすぐ行ってください。

特に虫歯になりやすい前歯、奥歯、歯の境目や噛み合わせ部分の溝にフッ素の塗布は歯科医院で、9000PPm以上の高濃度のフッ素を3ヵ月に一度塗布します。

さらに自宅で、年齢によってフッ素濃度が500~950PPm以上の歯磨き粉を使い、歯磨きをすると更に効果を上げることができます。

高濃度のフッ素を塗布し、フッ素を歯に取り込ませても時間が経つと徐々に減っていき、約3ヵ月で効果を失ってしまいます。

3ヵ月に一度のフッ素塗布はこのような理由があります。

自宅でフッ素入りの歯磨き粉を使うことで、歯に取り込まれているフッ素の量を下げないようにすることが大切なのです。

また、フッ素の塗布を行なった際は、フッ素が十分歯に浸透するように、30分は飲食を控えましょう。

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